まず最初に、この３月に終了しました前中期計画を振り返ってみたいと思います。
前中計では、不採算事業の撤退を含めた事業の選択的対応や、収益事業のさらなる成長･強化策、分社による事業の活性化、グループの体質を変えるための新商品･新事業の開発などを実行してまいりました。これにより、グループ全体の収益性と財務内容が改善されるとともに、各事業ユニットには利益体質が定着し、強い企業グループへと成長していくための基礎が作られたと認識しております。
しかしながら建材ビジネスは、アルミ地金などの主要資材価格の高騰、住宅サッシを中心とする販売価格の下落など、厳しい競争環境におかれたため、再建未達に終わりました。引き続き、重要課題のひとつとして取り組んでまいります。 |
