日本軽金属 日本軽金属グループ中期経営計画  
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素材技術の一層の充実

次に、各ユニットの事業展開を支える研究開発について説明いたします。基本方針4番目と言うことになります。

現在、日軽グループでは、創業以来のアルミナ・製錬、鋳造・合金設計、東洋アルミのパウダー・ペーストに関する粉体技術など、素材に関する技術や、圧延・表面処理および広範囲に及ぶ加工技術など、25のコア技術を有しております。

その中でも、強い素材を生み出す基礎となる鋳造技術、粉体技術、および、素材の力を活かす加工技術としての展伸材・表面処理技術、接合技術の4つを重点コア技術として位置付けております。

これらのコア技術と、分析・評価、シミュレーション技術、あるいは前・中計の5年間に培ったマーケットインの思想により習得したプロセス技術などの設計・生産技術とを一体化させ、より強い新商品、新事業の創出に取り組んでまいります。 特に、すべての商品の源流となる素材の技術を磨き、その幅を拡げることが、お客様のニーズに的確に応える新しい商品を生み出す基礎となると認識し、素材技術の一層の充実を図ってまいります。