日本軽金属ホールディングス株式会社

品質マネジメントシステム

品質保証・管理活動の方針

日軽金グループは、品質方針に基づき、品質保証・管理活動を推進しています。また、特に重要な項目については運営方針を定め、積極的に取り組んでいます。

品質方針

特長ある製品とサービスを確実な品質および安全性とともに提供することにより、お客さまの信頼を確保する

2017 年度活動方針

1. 製品・サービスの開発から量産までの各段階で品質・安全性を確保する。
2. 品質・安全性の向上により、お客様の満足と信頼を獲得する。
3. 法令遵守、品質リスク管理の強化により社会的信用を確立する。
4. グローバル展開リスクを削減するため、対応可能な品証スキルを持った人財を育成する。

 

異次元の素材メーカー」としての品質保証

日軽金グループは、アルミ素材を軸とし、さまざまな分野で強みや専門領域を持った企業集団です。グループ各社が持つ技術やノウハウを融合させ、「お客さまにこれまでになかった満足と喜びを提供できる」製品を生み出す「異次元の素材メーカー」を目指して、製品開発に取り組んでいます。 他方、新たな技術が融合した製品を安心してお客さまにお使いいただくためには、それを保証するための新しい「異次元の素材メーカー」としての測定、検査、分析技術の開発が不可欠となります。品質保証統括部門では、こうした新しい品質保証技術を確立するため、品質監査、品質自主研、個別支援などの機会を通じて、新しい材料、部品、工程管理手法や検査方法の確立などのサポートを行っています。例えば、構造物補強材の強度保証方法の確立や、サプライヤー・マネジメントについての支援などを行いました。

品質を守る

品質監査

日軽金グループは、毎年国内外の各拠点を対象に品質監査を実施しています。品質監査で発見された問題点に対し、被監査部門と課題を共有し、品質保証レベルの向上を目指す活動です。2016年度は従来の監査項目に加え、工程内で使用している検査設備の管理・保証方法の確認を行い、64拠点全てで問題がないことを確認しました。

品質総点検

2016年度に、お客さまと取り決めた要求仕様と異なる製品を納入してしまった事例が発生しました。この事例を受けて、日軽金グループでは、全製品・サービスに対して「お客さまの要求通りの製品・サービスを提供していたか」を確認する品質総点検を実施しました。点検した総数は51,108件となり、そのうち記録が不十分だったり、仕様の詳細が不明確だったりする事例が148件発見されました。発見された課題に対しては早急に是正を指示し、是正内容を確認しました。さらに、再発しないしくみとなっているかを品質監査の中で確認しています。

製品含有化学物質管理

日軽金グループは、製品含有化学物質に関する法令・規制に対して適切に対応できるよう、管理体制の強化を図っています。化学物質に関する規制は強化・更新されており、これを自社製品に確実に展開しなければなりません。このため、品質保証統括部門が規制強化の動向を注視し、事業部門に対して最新情報を提供できる体制をとっています。さらに、新しく追加された化学物質に関しては、統括部門と事業部門が相談・協議をしながら対応にあたっています。

品質監査の様子

ニッケイ・サイアム社(パネル部門)(タイ)
ニッケイ・サイアム社(パネル部門)(タイ)

 

  • 広西正潤日軽高純科技有限公司(中国)
    広西正潤日軽高純科技有限公司(中国)
  • 下関日軽㈱
    下関日軽(株)

異次元の素材メーカー」としての品質保証

日軽金グループは、アルミ素材を軸とし、さまざまな分野で強みや専門領域を持った企業集団です。グループ各社が持つ技術やノウハウを融合させ、「お客さまにこれまでになかった満足と喜びを提供できる」製品を生み出す「異次元の素材メーカー」を目指して、製品開発に取り組んでいます。 他方、新たな技術が融合した製品を安心してお客さまにお使いいただくためには、それを保証するための新しい「異次元の素材メーカー」としての測定、検査、分析技術の開発が不可欠となります。品質保証統括部門では、こうした新しい品質保証技術を確立するため、品質監査、品質自主研、個別支援などの機会を通じて、新しい材料、部品、工程管理手法や検査方法の確立などのサポートを行っています。例えば、構造物補強材の強度保証方法の確立や、サプライヤー・マネジメントについての支援などを行いました。

 

品質を育てる

品質自主研

日軽金グループは、2014年度より「グループ全体の品質保証レベルの向上」を目的とした品質自主研を実施しています。品質自主研とは、品質保証を担える人財を育成するためのプログラムです。グループ各社で開発・製造・販売など、製品に直接関わるメンバーが工場を道場として、実際の製品や製造工程を題材にして改善活動を行い、品質管理の向上や品質保証の確立のための考え方や手法を学びます。このプログラムを通じて輩出された人財は、「異次元の素材メーカー」の品質保証体制を構築する礎のひとつとなっています。

品質自主研の様子
品質自主研の様子
 

品質自主研プログラム(年2回、毎年各社が参加)

・道場となる工場の選定
・実際の生産活動から改善テーマを決定
・改善に必要な手法、ツールの検討
・チームを分けて改善活動を実施(全3回、計7日間)

 

品質をツナグ

品質速報

日軽金グループでは、品質保証において重要な問題になる可能性がある事例が発生した場合は、発生の原因に関わらず、品質速報として情報を即時グループ内に展開しています。2016年度は10件の速報がありました。

品質速報およびリコール件数

品質速報およびリコール件数
 

グループ品質委員会

日軽金グループは、品質担当役員を委員長とする「グループ品質委員会」を年2回開催しています。委員会では、グループの品質方針の伝達、品質マネジメント推進計画の承認、グループ内で発生した品質問題や品質監査の結果などの共有などを行っています。さらに、グループ討議も行っており、2016年度は「仕様違いの未然防止」をテーマに討議し、さまざまな業種で異なる考え方や共通する課題を共有することができました。さらに、この委員会を通じて品質委員間のネットワークをつなげています。

製品・サービスの提供における法令違反件数

2016年度は、製品・サービスの提供において、法令違反はありませんでした。

 

製造現場での品質向上活動(NPS)

日軽金グループでは、各社の業態や製品に最適な品質向上活動を行っています。QC活動、小集団活動、NPS、改善提案制度など、さまざまなアプローチを製造現場で行い、品質管理水準の向上を図っています。ここでは、人財育成に貢献しているNPS活動について紹介します。

NPS活動を通した人財育成

NPS活動(New Production System)とは「経営効率の向上」と「人財育成」によって、最も効率よくモノをつくり、マネジメントしていく活動です。一般的な改善活動と違い、コスト改善や品質向上だけに留まらず、それらを担う人財の育成にも重点を置いた活動が特長です。日軽金グループでは、担当役員を置き、グループ全体で取り組んでいます。
「NPSトレーナー教育」は、さまざまな分野の人が一つの現場に集まり、1週間かけて生産ライン改善を行うプログラムです。設計、営業、製造、品質保証など、違った立場の人たちとの議論を通じて、自らのレベル向上を図ることができます。
こうした教育は、グループ各社で行われており、プログラムを修了したトレーナーは、各職場の自主研究会などで活躍しています。この活動は1984年から始まり、これまでに741名がトレーナーとなりました。
(2013年10月掲載)

活動風景

  • 作業改善活動
    作業改善活動
  • 発表会の様子
    発表会の様子

お客さまの声

大型マスト材製作時に、NPS改善でマスキングなしでの後皮膜(アルミ表面処理のこと)でのリードタイム短縮(作業に移るまでの準備時間の短縮)を実践し、コストダウンと、納期短縮をはかっていただき助かっています。(大手精密機器メーカーS社)

高堂 治様

NPS活動でコストダウンにつなげていただき感謝しています。工場ラインの景色が変わりました。
((株)住軽日軽エンジニアリング 高堂 治様)

CSRの取り組み