生物多様性保全

生物多様性ガイドライン

> 基本方針
 日軽金グループは生物多様性の保全および生物多様性の構成要素の持続可能な利用のため次の取組みを行う。
事業活動が生物多様性に及ぼす関わりを把握するように努める。
生物多様性に配慮した事業活動を行うことなどにより、生物多様性に及ぼす影響の低減を図り、持続可能な利用に努める。
取組みの推進体制を整備するように努める。
 
 > 具体的な取組み
工場・事業場の周囲において、生態系の保護などに配慮する。
②  地域とのコミュニケーションを図り、連携した活動を行う。
③  社会の一員として、社会貢献活動を行う。
④  地球温暖化対策等に配慮しながら環境対策を進める。
⑤  サプライチェーンにおける生物多様性保全を考慮する。
⑥  生物多様性に及ぼす影響を配慮する。
⑦  事業特性・規模に応じた取り組みを進める。
(制定:2016年2月25日)
 

生物多様性保全の取組み

生態系に与える影響の把握(日本軽金属(株)清水工場)

日本軽金属㈱清水工場では、事業用水として海水や工業用水を使用しており、使用後は排出基準を満たすことを確認し、排水路を通じて直接海に排出しています。排水路には海から上ってきた魚などが見られましたが、これまで定期的な観測などは行っていませんでした。そこで、排水が生態系に与える影響を把握するため、主要な排水路において魚の存在と水温や水質(pH)の観測を2015 年より開始しました。
(2016年10月掲載)

清水工場排水路の魚の様子
清水工場排水路の魚の様子

水力発電と河川環境維持

日本軽金属㈱は、山梨県および静岡県を流れる富士川流域に6ヵ所の発電所と2ヵ所のダムからなる水力発電設備を有しています。日本軽金属㈱の水力発電の歴史は古く、波木井発電所完成は昭和14年のことです。

水力発電によって生まれる電気は、地球の自然サイクルに組み込まれた再生可能エネルギーであり、環境にやさしいクリーンなエネルギーとして近年注目されています。日軽金グループは、その貴重なエネルギーを最大限に有効利用して多種多様なアルミ製品の製造を行っています。

柿元ダム

柿元ダム

また、日本軽金属㈱の水力発電では河川の水を利用していることもあり、河川環境や生物多様性に配慮した活動を行っています。取水堰堤では維持放流を行い、魚道を設置して河川の連続性を確保することで、河川環境の維持を図っています。また、山梨県の許可のもと、魚の遡上調査を毎年実施しています。
(2014年10月掲載)

十島堰堤魚道

十島堰堤魚道

大掃除053(ゼロゴミ)大作戦

日本軽金属苫小牧製造所は、2016年4月に、苫小牧市が中心となって行う「春の大掃除053(ゼロゴミ)大作戦」に参加しました。この活動は、環境美化運動の一環として毎年春と秋の2回開催されており、苫小牧製造所は10年以上前からこの活動に参加しています。

今年は、日軽金グループ各社から76名が参加し、雪解けの地面から出てきたゴミを拾いました。その結果、活動全体で約2,380kgものゴミを収集することができ、地域の美化に繋げることができました。

苫小牧製造所は、今後もこの活動に参加し、従業員の環境への意識向上を図るとともに、地域社会とのコミュニケーションの向上に努めていきます。
(2016年10月掲載)

美化活動の様子

美化活動の様子

世界文化遺産「三保の松原」をキレイに

日軽産業㈱は、静岡市清水区に複数の事業所があり、近くには、2013年6月に世界文化遺産の構成資産に登録された「三保の松原」があります。この世界文化遺産の保護に協力するため、「やってみよう!少しでも役に立とう!」を合言葉に、清掃活動を始めました。

活動内容は海岸沿いや周辺の清掃などです。毎月1回仕事前の早朝6時半に社長をはじめ毎回30名ほどが集合し、約1時間行っています。

「三保の松原」は世界文化遺産に登録されてから観光客が増加したことにより、街が活性化した反面、ゴミの増加などが問題となっています。きれいな「三保の松原」を守るために、今後も清掃活動を続けていきます。
(2016年10月掲載)

清掃活動の様子清掃活動の様子

清掃活動の様子

環境月間に実施される清掃奉仕活動(日本軽金属(株)清水工場)

静岡市では毎年「環境月間」に合わせ、海岸清掃を実施しています。この活動は、静岡市環境保全推進協力会(旧:清水市環境保全協力会)によって1994年から続けられています。これまで清水区の三保真崎海岸で清掃活動を実施していましたが、市内全域への活動の輪を広げたいとの声から、2012年より、清水区三保真崎海岸、駿河区大浜海岸を隔年で清掃しています。

この活動の背景には、1970年の清水市(当時)の「公害絶滅都市宣言」をきっかけに発足した「清水市公害防止協力会」(市内企業20社賛同)の存在があり、清水工場は発足当時から同会に参加しています。同会は、現在では清水工場、蒲原製造所、理研軽金属を含めた会員企業159社にも及ぶ「静岡市環境保全推進協力会」となり、清水工場、理研軽金属を含めた14社が運営委員となって、環境保全に係る様々な活動を推進しています。

また、同会は「清水興津市民会議」のメンバーでもあり、静岡市清水区の水道水源である興津川の清掃活動に参加しています。
(2016年10月更新)

  • 当社社長、家族も参加して行われる清掃奉仕活動。
    社長や家族も参加して行われる清掃奉仕活動。

「共生の森づくり」への参加

(株)エヌティーシーは、2016年度も「共生の森づくり」共同イベントにおいて植栽活動へスポンサーとして参加しています。「共生の森づくり」とは、大阪府ベイエリアの産業廃棄物処分場跡地(約100ha)に森林などの自然空間を創出する取り組みです。当日は従業員とその家族をはじめ、大阪府港湾地区の企業、一般参加者および行政関係者などが多数集まり、耕地に肥料を敷き、苗木を植え、雑草を刈る作業などを行いました。今回で9年目の参加となりましたが、小さな森が育っている様子を見て、環境保護に貢献できたことを実感しています。今後もこのイベントに継続して参加するとともに、このような社会貢献活動を通して環境保全に対する意識を高めていきます。
(2016年10月更新)

  • 共生の森づくり
    「共生の森づくり」にて撮影

「ふじのくに森の町内会」への協賛

日軽産業㈱は、静岡県が推進する「ふじのくに森の町内会」の活動に協力しています。これは、間伐に寄与する紙※を使用して費用を負担することにより、森林整備に役立てる活動です。

日本を代表する富士山をはじめ、静岡県には豊かな森林資源があります。県土の約64%を占める森林は木材の提供のほか、二酸化炭素を吸収する機能、山地の災害防止機能、保健休養機能など数多くの恵みを私たちに与えてくれます。

その一方で、スギやヒノキの人口林では間伐を行わないと樹木が密集して太陽の光が地表まで届かず、荒廃した森林となってしまいます。また、暗い森林内では下草が生えず、表土の流出や、森林の保水力の低下など、山地災害の発生の原因になります。

近年では、担い手不足や価値低迷などが原因で、間伐の行き届かない森林がたくさんあります。日軽産業㈱は、この活動を続けることで静岡県の豊かな森林づくりをサポートしていきます。
(2016年10月更新)

※間伐に寄与する紙:未利用木材を搬出する費用が含まれている紙のこと。印刷物として使うことで森林の間伐費用の不足分を補い森林整備を促進する仕組みで、紙1kgあたり15円を木材の搬出と森林資源の有効活用のために利用する
  • ふじのくに認定証
しずおか未来の森サポーター認定証(ふじのくに森の町内会発行)

製造所周辺の清掃活動

日本軽金属(株)蒲原製造所では、地域との共存を目指す活動の一環として、製造所周辺の清掃ボランティア活動を行いました。蒲原製造所及び関係会社の従業員239名が就業時間後に製造所の周囲をメインに清掃を行い、車道・歩道や隣接する緑地から、可燃ごみ、缶、金属及びビン類の計約40kgを回収しました。活動実施に際しては、地元蒲原町のご好意により、ごみ袋(ボランティア袋)をいただき、回収したごみは自社内発生として処分しました。 これまで行ってきた山梨県内とともに、蒲原でも定期的にこのような地域活動を行っていきます。
(2016年10月更新)

  • 清掃の様子
    清掃の様子
  • 清掃の様子

工場周辺の清掃活動(日軽形材)

日軽形材(株)岡山工場では、毎年、農作業が本格的に始まる4月頃に工場周辺の清掃活動を行っています。今年も、排水溝に溜まったゴミ、空き缶、雑草などを回収し、草刈りを実施しました。

この排水溝清掃活動は既に20年以上続いており、工場の近くの住民の皆さんからも好評です。また、当社の環境への取り組みも住民の方に理解され、企業活動の大きな支えになっております。

当工場のある岡山県高梁市は風光明媚な山あいを岡山三大河川の1つ高梁川が流れる城下町です。この美しい自然を壊すことなく環境保全に努めるのが、この地で生産活動を行う企業としての責任であると考えています。
(2016年10月更新)

  • 工場周辺の清掃活動
    工場周辺の清掃活動

地域清掃活動(エヌティーシー、日本軽金属(株)名古屋工場)

日軽金グループでは、各工場・事業所周辺での清掃活動に取り組んでいます。地域清掃活動は、日軽金グループの環境保全への取り組みについて地域の皆さまのご理解を深めていただく良い機会となっています。

(株)エヌティーシーでは、毎月第1営業日の就業前の時間を利用して、会社周辺の清掃活動を行っています。全従業員が参加し、毎月欠かさず続けてきたことは、従業員のモチベーションアップにもつながっています。

愛知県稲沢市では、「稲沢市ごみゼロ一斉清掃」が実施されていますが、日本軽金属(株)名古屋工場も毎年参加しています。2016年度も、従業員約50名が参加し、1時間にわたってごみを回収しました。
(2016年10月更新)

  • 地域清掃活動
    地域清掃活動