CSR調達

CSRに配慮した調達

日軽金グループは、お取引先とともに、法令遵守、人権尊重、環境保全、製品・サービスの安全性等、CSRに配慮した調達活動を推進しています。
 
(2015年10月更新)

CSR調達理念の内外共有

日軽金グループ CSR調達方針

1.公平・公正な調達  
日軽金グループは品質、価格、納期、安定供給、サービスすべてに優れたグローバルな競争力をもち、かつCSRの理念を共有できるお取引先様を、日本国内はもとより広く世界から求めています。 また、自由な競争によって公平に選定したすべてのお取引先様と常に対等な立場での取引に留意し、互恵的パートナーシップの構築と深化に努めています。新しいお取引先様に対しても常に門戸を開放し、必要な情報の提示に努力しています。 
 
2.反社会的勢力の排除  
日軽金グループは、反社会的勢力との取引は行いません。違法行為や反社会的行為に関わらないよう、基本的な法律知識、社会常識と正義感を持ち、常に良識ある行動に努めます。 また反社会的勢力のみならず、外部から不当な要求を受けた場合、毅然とした態度で接し、金銭などを渡すことで解決を図ったりはしません。 
 
3.調達コンプライアンス  
日軽金グループでは、各種法令・規範に則った調達を行っています。 さらに、本方針を徹底するため、グループ内の関連部門に対して、関連法規の研修や講習会を随時実施するなど、調達コンプライアンスの啓発に努めています。 
 
4.含有化学物質管理  
日軽金グループは、お取引先のご協力のもと、含有化学物質の管理に取り組んでいます。 
・日軽金グループの含有化学物質の「管理方針」 
① 化審法※1を始めとする国内法令・規制を遵守する 
② RoHS指令※2、REACH規則※3などを考慮し、製品含有化学物質を管理する 
 
・「管理方針」への取組み 
(1) 製品含有化学物質の管理基準を明確にする 
(2) 設計・開発の段階から製品含有化学物質に配慮する 
(3) 調達品の製品含有化学物質を管理する 
(4) 製品含有化学物質の観点から製造工程(外注を含む)を管理する 
(5) 製品含有化学物質の観点から4M※4変更を管理する 
(6) 自社製品の含有化学物質情報を提供する 
 
※1 化審法  :「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」の略称 
※2 RoHS指令:「電気・電子機器の特定有害物質使用禁止(RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment)指令」の略称 
※3 REACH規則:「化学物質の登録、評価、認可及び制限(Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals)」の略称 
※4 4M   :機械加工における4つの要素「Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)」のこと 
 
5.紛争鉱物問題/人権問題への対応について  
日軽金グループは、コンゴ民主共和国やその周辺諸国で採掘されるスズ、タンタル、タングステン、金の4鉱物(3TG)およびそれらを使用した製品を使用しません。 
また、調達における人権擁護にも配慮しています。

 

CSR調達の取組み

紛争鉱物問題への対応

日軽金グループはCSR調達方針に基づき、お取引先のご協力のもと、調達材料、製品に含まれる3TGの原産国を確認し、必要に応じて開示しています。 
(2016年10月 更新) 
 

下請法遵守の取組み

日軽金グループは、サプライヤーであるお取引先との関係において、発注元である立場を利用して不当な取引条件を強要(優越的地位の濫用)するリスクがあることを認識し、調達部門が中心となってその排除に努めています。

特に、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の遵守には、グループを挙げて取り組んでいます。グループ調達担当者会議での勉強会、個別相談会、事例研究などを実施し、調達担当者の啓蒙を図っています。2015年度は88名が勉強会に参加しました。
(2016年10月更新)

  • 下請法講習会の様子
    下請法講習会の様子

国際的な取組みへの参加

日軽金グループは、アルミニウムの国際機関であるIAI(International Aluminium Institute)に理事会社として参加しています。その活動は、世界のアルミニウム関連企業とともに、CSRを世界に発信していくことです。近年の重点課題は、「アルミニウム産業が行うべき主導的責任(Aluminium Stewardship Initiative)を果たしていくこと」や「次世代のためのアルミニウム(Aluminium for Future Generation)の創成」などを目標として活動を推進しています。

具体的には、次の5つの委員会を通じて、展開を図っています。



広報・振興委員会:アルミニウム産業が将来にわたって持続、発展できるよう啓蒙を含むさまざまな活動を行っています。また、アルミニウム素材情報を一般のユーザーが検索できるようWEBサイトを充実させています。
環境・エネルギー委員会:アルミニウムの製造過程の環境への影響と削減、エネルギー使用量の低減、製品のライフサイクル分析など、地球環境へのやさしさを求めて主要テーマの定量化と改善を進めています。
健康委員会:アルミニウムと健康に関わる課題に焦点を当てて活動を進めています。
ボーキサイト・アルミナ委員会:アルミナ製造に関して、より良い環境を世界にもたらすことができるよう、大学の研究機関などと連携して活動を行っています。
安全委員会:アルミニウム産業の労働環境、安全管理などがさらに改善できるよう啓蒙活動を推進しています。
(2015年10月掲載)

 

取引先アンケート

日軽金グループは、お取引先とのCSR 調達の理念の共有の一環として、国内の主要なお取引先へ毎年アンケートを実施しています。2015 年度は、約380 社に対して実施しました。

アンケートはCSR 調達方針の5項目に関して、管理体制や姿勢について確認するものです。約8 割のお取引先から回答をいただき、日軽金グループのCSR 調達の理念を理解していただくことができました。2012 年より、毎年行っているアンケートの回答率は上昇傾向にあり、理念の共有が進んでいることを実感しています。しかしながら、アンケートの結果から、「反社会的勢力の排除」と「紛争鉱物問題/ 人権問題への対応」の項目においては、適切な管理・対応を行っているという回答が7 割前後と、他の項目と比べて低いなど、課題も見えてきました。

今後も特にこの2 項目に注力しながら、お取引先との理念の共有・対応の強化に努めていきます。
(2016年10月掲載)

 

お取引先ヒアリング

日軽金グループは、お取引先にCSR調達への理解を深めていただくため、2010年からCSR報告書を主要なお取引先約350社へ毎年送付しており、加えてCSRアンケートも実施しています。これは、日軽金グループのCSR理念をどの程度共有し、実践いただいているかを確認する内容です。回答は多数のお取引先からいただきました。

さらに2014年からは、購買担当者がお取引先を訪問し、日軽金グループのCSR活動を直接紹介するとともに、お取引先の状況についてヒアリングさせていただく活動をスタートしました。

お取引先からは、「これまでは、送っていただいた報告書を拝見するだけであったが、こうして生のお話を伺うことができて大変勉強になった。」、「CSR調達に取り組む御社の本気度が伝わってきて、サプライヤーとしてもできることから取り組もうと思いました。」などのご意見をいただいています。

今後も、サプライチェーンにおいて影響力が行使できる範囲で、理念の共有を図っていきます。

(2015年10月掲載)

お取引先の声



CSRの取組みについて、お話を伺いました 中村 靜弘 様
 
静光電機工業㈱
代表取締役社長
 
中村 靜弘 様
私たちは、企業の財産は人であると考え、教育に力を注いでいます。ジョブカード制度を取り入れるとともに、従業員を積極的に研修に参加させています。資格取得にも精力的に取り組んでおり、全員が年にひとつの資格を取得することを目指しています。
   また、人権やダイバーシティについては、女性のさらなる活躍を考えています。子育て中の女性でも働きやすいように勤務時間をフレキシブルにしており、女性従業員の比率も3%から25%へ増加しました。
  御社のCSR活動については、毎年開催される「日軽祭」が恒例行事として地域に定着しており、地域の雰囲気づくりに大いに貢献されています。また、取引先間における交流・情報交換の場を設けていただき、日軽金グループが取引先に対して広く門戸を開き、公平・公正に幅広い企業と取引をされていることが感じられます。
(2015年10月掲載)

 

日本軽金属(株)のCSR調達について

磐城産業株式会社
代表取締役社長
蒲田 哲也様
磐城産業株式会社 代表取締役社長 蒲田 哲也様

昨今、メーカーさんとのお取引の中でCSR調達という言葉をよく聞くようになりました。CSR調達というと、我々サプライヤーは、やれトレサビリティだ、調査だと、身構えてしまいがちです。しかし、日本軽金属(株)では、CSR調達を、調達に携わる者として、当然わきまえていなければならない「公平・公正な取引」「自由競争」「門戸開放」「法令遵守」といった商売の原点を、自分たちが忘れていないか、逸脱していないか、と常に自問自答することでCSR調達の理念を、私たちサプライヤーと共有しようとしているように見受けられます。こうした姿勢は私たちサプライヤーに、CSR調達とは何も難しいことではないのだ、商売の原点に立ち返ることがCSR調達の理念に通じるのだ、ということを思い起こさせてくれます。今後も日本軽金属(株)には、CSR調達の理念を実践していただき、我々サプライヤーと互恵的パートナーシップを維持していただけることを期待しています。
(2012年10月掲載)

ご意見をいただいて

貴重なご意見をいただきありがとうございました。私たちは常に商売の原点に立ち返って、お客さま、お取引先、社会に対する責任を果たすことが大切であると考えています。また従業員一同がそうした理念をよく知り、法令遵守はもとより、CSR調達に日頃から努めていきます。今後もCSR調達の理解を深めながら、私たちの姿勢が振れないようにしていきますので、ご意見・ご指導をよろしくお願いします。

日本軽金属(株)
執行役員資材・物流部長
網村 英城
日本軽金属(株) 執行役員資材・物流部長 網村 英城

 
お取引先インタビュー

日榮薬品興業株式会社 代表取締役社長
三奈木 俊明 様
日榮薬品興業株式会社 代表取締役社長 三奈木 俊明 様

日軽金グループのCSR 調達について、ご意見を伺いました。

Q1:納入において配慮いただいている点をお聞かせください。
A1:私たちは化学品を取り扱っている関係で、メーカーや物流会社へ来訪して直接取扱いに関する注意をお願いしています。
Q2:御社の社員教育についてお聞かせください。
A2:パートナーとして選ばれるために、マナーも含めて社員教育も積極的に行っています。危険物、毒劇物など商品として取り扱うにあたって、会社から補助を出して社員の資格取得をバックアップしています。
Q3:CSRについて当社への評価をお聞かせください。
A3:CSR調達の発展のために、ユーザー、サプライヤーの相互信頼関係を大切にしている姿勢が、担当者の皆さまから感じられます。

インタビューを終えて
お取引先のご協力、ご支援があって初めて私たちがCSR調達を実践できるのだと改めて感じました。今後もCSR調達の推進に努めていきます。
(2013年10月掲載)

  • インタビューの様子
    インタビューの様子
  • お取引先の皆さま
    お取引先の皆さま

グループ調達担当者会議を通じた啓蒙活動

日軽金グループでは、毎年グループ各社の購買担当者を対象にグループ調達担当者会議を実施し、CSR調達方針や理念の共有を図っています。

また、原材料やアルミ地金の市況動向なども会議で報告し、グループのマーケットリスク低減を図っています。これまでは、国内のグループ会社の購買担当者を対象としていましたが、2015年度からは、中国やタイのグループ各社からも現地の購買担当者が参加しました。今後は、海外でもますますCSRの課題が多くなることを見越し、国内外問わず日軽金グループ全体でのCSR調達方針や理念の浸透に努めています。
(2016年10月更新)

  • 会議の様子
    会議の様子
  • 下請法勉強会資料
    下請法勉強会資料
会議の様子
会議の様子

お取引先との相互の啓発

日本軽金属㈱蒲原製造所では、協力会社の皆さんにお集まりいただき、毎年1回勉強を兼ねた説明会を開催しています。説明会では、調達に関する情報交換だけでなく、搬入や工事における労働災害撲滅のための安全に関する意見交換も行っています。
同様の活動は、グループ会社においても行われており、お取引先と相互に啓発を図っています。
(2014年10月更新)

  • 協力会での懇談
    協力会での懇談
  • 協力会の会長ご挨拶
    協力会の会長ご挨拶