日本軽金属ホールディングス株式会社

座談会

日軽金グループは、多様な人財が活躍することのできる制度・職場づくりに取り組んでいます。 日本軽金属(株)広報室は、室長を含めメンバー全員が女性です。また、外国籍や育児のための時短勤務制度を利用している従業員もいます。  

  • 日本軽金属(株) 広報室の皆さん
    日本軽金属(株) 広報室の皆さん
 
 

広報室は女性のみの部署ですが、ダイバーシティや女性活躍推進と聞いて、どのように感じますか?

よく聞かれることですが、みなさんが思われているほど日々の業務で特別に意識することはありません。
ダイバーシティや女性活躍推進という言葉は、世代間で感じ方が違うと思います。若いメンバーにとっては当たり前のことじゃないでしょうか。
   
メンバーが女性のみということが仕事に活かされていると感じることはありますか?

仕事において女性であることを特別に意識はしていませんが、従来とは異なる新しいことにチャレンジしていこうとすることは男性より女性の方が得意かもしれませんね。
逆に、女性のみということから気を付けていることもあります。視点が女性寄りのものになっていないか、ということです。例えばPRツールのデザインを考えるときは、女性だけの感性では多くの人に親しみを持っていただけるデザインはできないのではないかと思います。必要なときは、まわりの男性に意見を聞いたりすることもあります。
 
   
外国籍従業員として感じていることはありますか?

私は、自分が日本人でないということを自分の弱みでもあるし強みでもあると感じています。中国人として、日本の方と違う角度から物事を見ることができますし、育てられた環境や受けた教育、文化の違いから、日本人とは別の価値観や感性を持っていると思います。中国は日軽金グループにとって重要な地域ですし、自分の強みを活かして広報の仕事に貢献できたらいいなと考えています。
普段は国籍の違いを意識することはありませんが、中国に関連した仕事をするときには、力強い味方になってくれます。
 
  子育てのために時短勤務をしている方もいらっしゃいます。皆さんで心掛けていることはありますか?

何かすごく特別なことをしているということはありません。ただ、お子さんが小さいと、色々と思いがけないことが起こるでしょうから、そうしたときにお互いにサポートができるよう、日頃からみんなでコミュニケーションを密にとるようにしています。
周囲の理解や協力があって気兼ねなく制度を利用することができるのだと思っています。
 
   
女性管理職や女性のキャリア形成について、どのように考えていますか?

女性管理職が少ないので良くも悪くも注目されることが多いです。このインタビューみたいに。それも、女性の管理職が増えれば、それが特別なことではなくなるんじゃないですかね。
女性のキャリア形成にとって、出産や子育ては大きな負担になることは間違いありません。育児休業中も仕事に関する情報提供をしてもらったり、スキルアップのためのツールを準備してもらったり、在宅勤務ができるようにしてもらったり、サポートをもっと充実させてもらえたらなあ、と思います。もっと言えば、男性が育児休業をもっと取れるようになるといいですね。
 
   
最後に一言お願いします

ダイバーシティは、もちろん従業員一人ひとりを尊重するという点で大切です。それと同時に会社にとっても、多様な人財をつなぎとめることで、発展につながっていくのだと思います。
 
 

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