トップメッセージ2011

日軽金グループは、社会やステークホルダーからの要請を常に探求し、持続可能な発展に向けて貢献していきます。

日本軽金属株式会社 石山喬

2011年3月11日三陸沖を震源とする東日本大震災が発生しました。

今回の地震は、被害が非常に大きく、さらに福島第一原発事故などの問題も加わり、まさに国の命運を左右しかねない状況といっても過言ではありません。とりわけ電力不足問題は、今後も年単位で、企業活動や生活に影響を及ぼしていくと思われます。

このような状況下では、誰しもが暗い気持ちになるでしょうが、一方で、国内外で、皆で協力していこう、助けていこうという意識が自然に芽生えてきたのを感じた方も多いのではないでしょうか。

3月11日以降、数多くの企業が続々と義援金、支援物資を決めるなど、支援活動を開始しました。日軽金グループも、1億円を超す義援金の拠出をはじめ、数多くの支援物資の提供を行っています。また、被災した電子部品工場のクリーンルームの復旧工事として、グループ会社の日軽パネルシステム(株)が延べ約7,000人・日の作業量で対処したのをはじめ、被災したお取引先施設の早期復旧に貢献してまいりました。

「CSR」という言葉は東日本大震災の発生以降、これまで以上に耳にするようになりましたが、その意味するところは、従来よりも、もっと幅広い社会的な活動に進化しつつあるように思われます。「企業が社会に貢献できることは何か?」という問いかけに対し、真摯に取り組むことが、全ての企業に求められております。

日本軽金属(株)は本年5月に、CSR推進の統括組織として「CSRグループ」を設置し、新たなスタートを切りました。アルミニウム総合一貫メーカーとして、アルミニウム関連のさまざまな素材や加工製品の提供を通じて環境・社会に貢献することを基本的な使命としている日軽金グループは、これまで以上に社会からの要請を敏感に感じ取り、持続的な発展に向けて貢献してまいります。

日軽金グループの活動内容は、一昨年まで「環境報告書」、また昨年は「環境・社会報告書」として報告してまいりましたが、本年は「CSR報告書」に表題を変更し、社会的責任の項目について一層内容を充実させました。 

ぜひご一読のうえ、忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸いです。

2011 年 8 月
代表取締役社長

日本軽金属株式会社 石山喬