トップメッセージ

チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ

2016年4月に、熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生し、現在も余震が続いています。被災された皆さまに、謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心から祈念いたします。

日軽金グループでは、義援金や支援物資の拠出をはじめ、サプライチェーンなどを通じた支援活動を続けています。他方、日軽金グループにはアルミニウムの特性を活かしたさまざまな防災、減災商品があり、今後こうした商品の普及や改良にも努めていきます。

中期経営計画の状況

日軽金グループは、2013 年4 月を起点とする3ヵ年の中期経営計画を実行してきました。世界的な資源不況の例に漏れず、アルミニウム市況はこの3年間で価格が2割も下落する環境でしたが、最終年度にあたる2016 年3 月期における結果は、記載図の通り、目標をほぼクリアしました。これは、私たちが中期経営計画を着実に実行してきた結果だと考えています。

日軽金グループは、アルミニウム製錬事業に代わる事業を長年模索してきました。2002 年度から前期まで5回に亘って中期経営計画を策定し、新しい素材メーカーへの転換、すなわち、規模を追求する経営からは一線を画し、高付加価値ビジネスを確立する努力を続けてきました。前中期経営計画における私たちの戦略は、「グループ連携による新商品・新ビジネスモデルの創出」、「地域別・分野別戦略による事業展開」を進め、「企業体質強化・事業基盤強化」を図ることでした。この数値目標の達成によって、私たちの戦略が正しかったのだと自信を深めつつあります。

そして、これらの施策を支えたのは、私たちが「横串活動」と呼ぶグループ横断的な開発活動であり、「創って作って売る」という開発・製造・営業が一体化した活動です。営業はもちろんのこと、開発担当も生産担当もさまざまなステークホルダーのニーズに向き合い、「チーム日軽金」として取り組むことで、日軽金グループにしかつくれない付加価値を求め、実現してきました。新たな中期経営計画では、この「チーム日軽金」としての原動力、例えば、アルミニウム素材に関する深い洞察力、経験に裏打ちされた加工開発、サービス力などを一段と強化することにより、他社の追随を許さない「異次元の素材メーカー」としての地位を確固たるものにすることを目指していきます。

日本軽金属ホールディングス株式会社 岡本一郎

中期経営計画の主要指標と実績

中期経営計画の主要指標と実績

グループをあげてコンプライアンス強化

2016 年2 月、当社子会社である日本軽金属㈱が、独占禁止法違反で、公正取引委員会から排除措置命令および課徴金納付命令を受けました。お客さまをはじめ、ステークホルダーの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の件に対する具体的な再発防止計画は本編P.22 に報告させていただきました。今後一層、グループのコンプライアンス態勢の強化を図ってまいります。

日軽金グループのCSR は、“ アルミとアルミ関連素材の用途開発を永遠に続けることによって、人々の暮らしの向上と地球環境の保護に貢献していく” という経営理念に凝縮されています。2016 年度は、この経営理念をより具体的に個別テーマに落とし込んでいく活動をスタートしています。2015 年度の実績と併せて報告させていただきますので、ぜひご一読の上、忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸いです。

2016 年 8 月
代表取締役社長

日本軽金属ホールディングス株式会社 岡本一郎

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