ニュースリリース

2016/01/04
ニュースリリース

2016年 社長年頭挨拶(要約)


平成28年1月4日
日本軽金属ホールディングス株式会社

社長年頭挨拶 (要約)

 

 

ご安全に。皆さん、あけましておめでとうございます。

新年のご挨拶としてまず安全に関する話からはじめましょう。私は、安全への取組み目標は「完全ゼロ災達成」でなければならないと考えています。そして安全がすべての会社活動に優先します。一人ひとりの心の僅かな隙が事故につながります。設備の安全化はもちろんのこと、常に安全に対して細心の注意を払う文化を日本軽金属グループのDNAとして徹底的に根付かせていきましょう。

さて、2015年のアルミ業界は大幅な円安、地金価格の変動、エネルギー価格の下落など、世界経済の動向に大きく揺さぶられてきました。かつて私たちの大株主として人的交流・技術交流が盛んだったアルキャンも、昨年その名前が世の中から消えていきました。30年ほど前、世界のアルミメジャーといえば6社の名が挙がりましたが、その中で今残っているのはアルコアだけです。そのアルコアも本年、上工程と下工程で分社します。中国企業を含め、世界のアルミ会社の専業化・大規模化の波は留まる所を知りません。

このような時代の流れの中で、日本軽金属グループは着実に収益を改善してきました。2015年度は現中期経営計画の最終年度にあたります。2012年度69億円だった経常利益を3年後の今年220億円に伸ばすという計画に対し、それを達成する射程圏内に私たちは今、立つことができているのです。過去15年、リーマンショックや東日本大震災等で停滞を余儀なくされたこともありますが、その都度立ち直り力強く業績回復を果たしてきました。特に利益率の面では昨年・今年は過去15年間の最高記録を連続して更新する勢いです。

私たちは、私たちが行ってきた「アルミにこだわり、アルミを超えていく」「アルミとアルミ関連素材の用途開発を永遠に続ける」という構造転換が決して間違っていなかったことに自信を持っていいと思います。同時に「創って・作って・売る」という商売の基本サイクルの浸透や「個別原価管理」の徹底により、経営数値がより身近になり、働く人一人ひとりが「会社経営」という視点でものを考え、実際に動ける人財になりつつあることが、この改善の牽引役として大きな役割を果たしていることも紛れもない事実です。
さらに私たちは、世界のアルミメジャーの動きとは一線を画し、チーム日軽金として異次元の素材メーカーへと羽ばたいていきたいと思います。そのためにも本年は、現中期経営計画をしっかりやりきること、来年度からの成長戦略を具体的に次期中期経営計画で描ききること、次期中期経営計画の初年度として確実なスタートを切っていくこと、が私たちに課せられた使命です。

 ・私たちは、アルミに関する広範な事業領域を持ち、技術に習熟しています。
 ・私たちは、ビジネスに応じ、自由自在に集合・離散できる俊敏な組織を作り上げています。
   また、つながり合う強い企業文化を持っています。
 ・私たちは、日本企業特有のきめ細かいサービスやニーズ探索力、そしてそれに対応する力を持っています。
このような強みをベースとすれば、本当にお客様に信頼され選んでいただける企業グループになれると私は確信しています。「創って・作って・売る」全員の力でお客様に「そこまで考えてくれたのか」あるいは「そこまでやってくれたのか」と感動を与える、そんな企業グループになっていきたい、それが私の切なる願いです。
今私たちは、ものを作るだけの企業グループから、素材をベースに培ってきた技術力と新しい発想で、単なる「もの」だけではなく、設計、施工、サービス、メンテナンスからビジネスコンセプトに至るまで、さまざまな付加価値を加え、お客様に真に選ばれる企業グループへと大きくビジネスモデルを変えようとしています。その大転換期に私たちは立っているのです。

私たちは、私たちの強みの源泉である素材を離れるということは絶対にありません。そこからどう突破口を開き、大きく成長するか、皆さんの考える力、実行する力、突破する力を大いに期待したいと思います。共に戦っていきましょう。
お客様、株主様、社会の皆様、そして従業員およびご家族の皆様、すべての関係者を幸せにする、そんな企業グループでありたい、と私は強く思います。

皆さん、本年もチーム日軽金として、ともにワクワクするグループを作っていきましょう。ご安全に。 


以 上

  

本件に関するお問い合わせ:  日本軽金属ホールディングス株式会社 企画統括室 広報・IR担当  TEL:03-5461-9333