日本軽金属 日本軽金属グループ中期経営計画  
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連結キャッシュフロー計画と<br>配当の考え方

ご覧の連結キャッシュフロー計画について、簡単に説明させていただきます。ご覧のグラフの、左側は前・中期計画の5ヶ年の実績見込、右側は新・中期計画の3年間の計画となっております。

前中期計画の5ヶ年では、財務体質の改善を優先事項とし、当期利益に加え、株式・土地売却による収入も有利子負債の返済に充てておりました。 一方、設備投資につきましては、減価償却の範囲内での実施にとどめておりました。

新中期計画の3年間では、減価償却費を大きく上回る積極的な設備投資を計画しております。 有利子負債につきましては、ペースは落ちますが着実な返済を計画しており、配当につきましても増額の計画を立てております。

今後の利益配分につきましては、財務体質と経営基盤の強化を図りつつ、中長期的な視点から連結業績等を総合的に勘案し株主の皆様への配当を実施する」ことを基本方針としております。利益配分の指標といたしましては、従来よりも連結業績を意識し、連結配当性向30%程度を基準とさせていただきます。

なお、当面は財務体質改善が優先課題であることから、ネット D/Eレシオが1倍を下回る段階までは、基準に比べやや抑制した水準とさせていただきたいと考えております。

また、内部留保資金につきましても、財務体質強化に向けた有利子負債削減の原資とするだけでなく、成長分野における事業拡大と基盤ビジネス分野における需要創造・収益力拡大に向けた投資などに充当し、一層の企業価値向上に努めてまいります。