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上期のセグメント別の業績を報告いたします。
アルミナ・化成品、地金セグメントにおきましては、売上高７８１億円、営業利益５３億円と増収減益となりました。売上高の増加は、アルミナ・化成品事業において需要が堅調に推移したこと、地金事業において、合金事業統合に伴う販売量の増加したことなどによります。営業利益の減少は、アルミナ・化成品でボーキサイト品位悪化により原単位が悪化したことと、ボーキサイトの価格上昇したこと、合金事業において、原料スクラップ価格の高止まり、汎用合金の市場での販売競争の激化などの影響によるものです。
板、押出製品セグメントにおきましては、売上高３９１億円、営業利益２０億円と、増収減益となりました。売上高の増加は、板、押出事業とも販売数量は昨年の上期に比べ減少しましたが、地金価格上昇により販売単価が上昇したことによるものです。営業利益の減少は、板事業部において前期に見られた地金在庫差益がなくなったこと、板、押出事業ともに販売数量が減少したことによるものです。
加工製品、関連事業セグメントにおきましては、売上高は１２４５億円と若干減収で、営業利益は５９億円と減益になりました。売上高につきましては、東洋アルミで増加しましたが、日本フルハーフなどで減少いたしました。また、営業利益は、東洋アルミが昨年の値上げの効果により増加しましたが、フルハーフなどで販売数量が減少したために、減益となりました。
建材製品セグメントにおきましては、売上高７４９億円と減収となり、営業利益はマイナス１７億円と損失が拡大しました。これは建築基準法の改正に伴い、着工確認審査が厳格化されたことにより、新日軽の販売量が大幅に落ち込んだことによります。 |
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