日本軽金属ホールディングス株式会社

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新幹線から新幹線へ。カーボンニュートラルを加速する、
新幹線車両構体の水平リサイクル。

いま、日本軽金属グループが取り組む先進のリサイクルは、日軽金アクトが、 J R東海(株)などと共同で進める新幹線車両の構体材の水平リサイクル。これまで、廃車となった新幹線車両は不純物の多い鋳物用アルミニウムなどにリサイクルされ、新幹線車両の構体材としては使えませんでした。車両構体は新幹線のいわば骨格であり、強度や品質など信頼性が求められる部材ですが、日本軽金属グループのリサイクル技術、製造技術により、元の部材と同じ品質を実現。再び新幹線車両構体に水平リサイクルすることを可能にしました。この取組みで、生産時のCO2排出量は新幹線 1編成あたり約50トン削減されます。
日本軽金属グループは、アルミニウムの水平リサイクルを他の商品にも広げていきます。「チーム日軽金」が持つチカラを結集し、カーボンニュートラルの取組みを加速します。

*鉄道車両の車体において、台枠・骨組・外板などで構成される、強度を担う部分。

新幹線の水平リサイクルの流れ(情報提供:JR東海(株))

新幹線の車両から解体分別されたアルミスクラップを、日軽エムシーアルミで溶解、日本軽金属蒲原鋳造工場で鋳造し、日軽金アクトの製造拠点(日軽新潟)で、再び新幹線車両の構体材に押出加工します。

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