アルミナ・化成品、地金セグメント  

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07年度中間決算の概要

07年度業績見通し

中期経営計画の進捗

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アルミナ・化成品、地金セグメント

次に、セグメント別の業績見通しを説明いたします。

アルミナ・化成品、地金セグメントでは、日軽エムシーアルミ発足により合金販売量が大幅に増加し、売上高が増加しますが、営業利益につきましては、アルミナ生産量の減少、合金事業での利益率悪化が影響し減益となる見込みです。

アルミナ・化成品事業につきましては、アルミナ・水酸化アルミの需要は堅調でしたが、中国における需要の増加により、当社が輸入する山元のボーキサイトの品位が悪化し、そのために、製品の原単位が低下しており、影響は年内続く見込みです。また、ソーダおよび無機、有機の塩素関連製品の出荷は好調に推移しています。

日軽エムシーアルミにつきましては、自動車向け合金の需要は堅調が続いており、国内各工場はほぼフル生産の状態ですが、汎用品の市場で価格競争が激化しています。また、原料となるスクラップの価格も高止まりしていることから、利益率が下がっており、今後は利益率の高い高付加価値合金の開発及び拡販に努める所存です。海外拠点におきましても、今年立ち上げたタイのコラート工場などで、さらなる新規顧客の開拓に注力していきます。