板、押出製品セグメント  

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07年度中間決算の概要

07年度業績見通し

中期経営計画の進捗

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板、押出製品セグメント

板、押出製品セグメントにつきましては、06年度比増収となるものの、大幅な減益を見込んでいます。

売上高につきましては、板・押出とも、販売数量は前期に比べ減少が見込まれますが、地金価格上昇により販売単価が上昇することにより増収を見込んでいます。営業利益は、販売量が減少することと、板において地金在庫単価が上昇し地金在庫差益がなくなることなどにより減益となる見込みです。

板につきましては、上期は半導体・液晶製造装置向けの厚板や建材向けを中心とした一般材が減少しましたが、下期に入り、厚板に回復の動きが見え始めています。また、コンデンサー箔向けは販売は堅調が続くと見ています。採算面では、前期にあった地金在庫差益がなくなることと、販売数量減少により減益を見込んでいます。

押出につきましては、自動車向けが、国内では、ユーザーの販売不振の影響で減少しましたが、中国ではサンルーフレールの出荷が好調で、欧米系の自動車部品メーカーからの引き合いも増えています。これに対応するため、日軽金アクトでは、押出形材加工の第二拠点を設置することを決定しました。
その他のマーケットでは、感光ドラムなど電機・電子向けが好調ですが、トラック向けが下期に入り減少が見込まれ、一層の拡販に注力していきます。