合金事業の強化(1)  

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合金事業の強化(1)

続きまして、本年4月に発足いたしました日軽エムシーアルミについて説明いたします。

日軽エムシーアルミは、当社のメタル合金事業部が行っていた鋳物・ダイカスト用合金事業を会社分割し、三菱商事グループの中で二次合金事業を行っていたエム・シー・アルミに継承させることにより発足した新会社で、当社の合金開発力と三菱商事グループのネットワークを活かし、国内外において高付加価値合金の拡販を中心に、この事業の強化、拡大を図る計画です。

資本金は10億円、当社出資比率は55%で、今期より当社の連結会社となります。

従業員数は500名で、生産拠点は、国内に5工場、海外に4工場あり、生産能力は、国内18万6千トン、海外が12万トン、合計30万6千トンであります。現在は、本年3月に立ち上げたタイのコラート工場を除いて、各工場ともフル操業の状況で、今年度の業績見通しといたしましては、売上高984億円、経常利益19億円を見込んでおります。